今日の報告と小麦・ヒヨコ豆の状況報告
本日、第二回発送完了いたしました。
また今日は幸手市の保健所・市役所、国産小麦粉を取り扱っている前田食品株式会社さんを訪ねて販売の食品表示についてや農業資格についてなど確認と仕入れをしてきました。
実は前田食品株式会社さんの国産小麦粉を使って当香菜田農園のハーブ・スパイスと合わせてセット販売を今後予定しています。
今回はその小麦粉の仕入れと、保健所に食品表示についての確認を行ってきました。
セット販売自体は6月末から7月初旬には販売をしたいとは思っております。
ぜひ香菜田農園のサイトをご覧ください。
さて、昨年から初めて挑んだ2種の作物、パン用小麦「春よ恋」と中東やアメリカでの栽培が盛んな「ヒヨコ豆」。
両方とも今週一週間で収穫続きになったので、その後の報告をさせていただきます。
(写真は後日追加でアップします) →7月10日に小麦とヒヨコ豆の写真をアップしました。
○小麦「春よ恋」
:6月14日・15日に収穫。
下の写真は収穫の一部。
「春よ恋」の主な生産地の北海道では春まきということを種まき後に知るという。
が、意外と実の詰まったものが収穫できました。
収穫時は梅雨の長雨後の晴れ間であったため、半分くらいは倒れてしまっていたのですが実から芽が出ていることはありませんでした。(芽が出ていると価値が下がるそうです)
穂に触ると手で実が外せるくらいの乾燥度。よしよし!
鳥たちも小麦を食べに来ていたようで外側の穂は結構食べられてしまっているものが多かったように感じました。
また、この小麦には思わぬ副産物もついてきました。
小麦の栽培というのは60代以上の方には懐かしいようで、小麦の収穫作業(もちろん全部手刈り。100平米ほど)をしているとたくさんの方が声をかけてくださいました。
小麦に「香菜田農園」知名度向上に一役買ってもらいました。
懐かしさ以外にも目新しさも感じるのか30代の方や小さいお子さんに「小麦よ、珍しいわね」と話しかけるお母さんもいました。
まだまだこれからも脱穀・選別・製粉と手間のかかる小麦なので、来年も作るかどうかはわかりませんが冬の間に芽を出し、寒さの中みずみずしい緑がある風景とと初夏に黄金色が揺れる姿は結構いいものです。
ちなみに今回の収穫した小麦は販売予定はなく、料理研究用や今後イベントでの試食などに活用していく予定です。
・個人的な反省点メモ-畝間を広く、種まきは薄めに。厚くまきすぎると日照不足の徒長気味になる恐れあり。
○ヒヨコ豆
→ヒヨコ豆植え付け時の記事
:6月10日~17日まで順次収穫。
軒下で乾燥へ、豆の先端の方は泥にまみれてしまった房もあり。
こちらは昨年9月にポットで育苗してから、畑に植えかえしたものです。
(実は2月にもまいたのですが今回はほとんど大きくならず枯れてしまいました)
100株近く植えたのですが残ったのはその三分の一にも満たないという・・・
収穫できたのもこれは豆も小さいだろうなぁ~と感じるものもあり一定量の収穫は難しいと感じる作物でした。
栽培期間も長く(私はまいた時期がはやいとは思いますので、10月~6月くらいが適正かな。それでも9カ月)、畑のローテーションが崩れる崩れる。
以下、私が今回栽培したことでの反省。(①~④は植え付け時に記録した植え付け場所です)
①日当たりのいい畑の畝上(マルチなし)
…春には茶色く枯れてしまい、花が咲いたのは2~3株のみ。途中で刈り取り整理。
②日当たりのいい畑の畝下(マルチなし)
…春は一番元気よく、「乾燥は好まないが日光を好むのか?」と感じる。
花は咲くも、梅雨入り前には十分の一を残して立ち枯れ。
その後、かろうじて実を付ける(あまり数は多くないが比較的大きい豆が入っている模様)
③半日蔭の畑の畝上(黒マルチあり)
…すべての中で勢いが最もよかった場所。ただ、柿の木のしたにあるので日光を求めて枝葉を伸ばしたことも捨てきれず。
花をよくつけ、房もよくできたが収穫時期になっても枝の先端は瑞々しすぎる。
花の先端はある程度でピンチしてしまった方がよいと感じた。
先端を摘まないと梅雨の長雨で枝が長すぎて地面について泥をかぶってしまう。
④日当たりのいい畑の畝上(にんにく側、黒マルチあり)
…半分ほど枯れる。ただ、にんにく株から遠くにあり残った株は③に比べコンパクトなものの実もついた。
今年は、春先に雨が少なかったことも影響したかもしれませんが、半日蔭や畝下などの水分が逃げにくい場所でなおかつマルチが引いてあることがヒヨコ豆には良かったようです。
大豆も花時期に水が少ないと実が付かないといわれていますが、ヒヨコ豆もそれにあたるのかもしれません。
次回には今回の反省を踏まえて栽培をしようと思います。
ヒヨコ豆栽培の最終目標はヒヨコ豆サラダを自家製野菜&ハーブ・スパイスで作ること!
(今回特に感じたことを特別に赤字にしています。)
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